【誤解・勘違いベスト5】経営者やマーケターでも間違えるマーケティング概念
Qちゃんです! 難しい話キラーイ!って個人&中小企業に向けて、売れる仕組みの基礎=土台になる時代・業種を問わず不変的な「マーケティングの原理原則」を専門用語を使わずに、図解で日本一やさしく解説していきます!
Qちゃん
〇〇マーケティングという言葉があまりに多いせいなのか、専門用語ばかりで小難しいせいなのか、 マーケティングについて誤解・勘違いしている方は非常に多いです。
今回は、マーケティング普及研究家/講師として、プロマーケター・コンサルタント・経営者・管理職・一般職・個人起業家・学生まで多くの人にマーケティングの本質を教えてきた筆者が実際に見た『マーケティングに対する誤解・勘違いのベスト5』をご紹介します。
- 間違えてるポイント・理由に気付ける
- 他の人との「解釈の差」に気付ける
- 構造的にマーケティングが分かる
いずれもマーケティングのほんの一部しか見えてない状態がゆえの誤解・勘違いです。
ここから先は、それぞれの項目が、 なぜ誤解なのかという理由も併せて解説していくので、興味あるところだけ、参考にされてください。
もくじ
BEST5 売りつけるテクニックでしょ?
なんか情報弱者を上手いこと騙して売りつけるテクニックやろ?
そんなん、けしからん!!ゼッタイあかん!!
BUTAくん
・・・という方も、たまにいらっしゃいます💧
確かに、そういう顧客心理を逆手にとってワルイコトをするマーケティング手法もありますが、それは本当にごくごく少数です。
マーケティングの本質は「お客様の期待を理解して、期待以上の価値を提供すること」です。
騙して売りつけるマーケティングなんて、所詮はその場しのぎの短命で、本当にお客様のことを考えたマーケティングは、 お客様から信頼され感謝され、ファンになって頂くことができるので、長く安定的に商売を続けていくことができます。
騙して、売りつけるのとは全く正反対なのです。
BEST4 ホームページいらないから…
んん~??
あぁ、ホームページは間に合ってるから大丈夫やで~
BUTAくん
・・・という方も、まぁまぁいらっしゃいます。
ホームページに限らず・・・
- SNS
- Web広告
- Web上での情報発信
というように、Webマーケティングという言葉が大きくなってきているので、 マーケティング=Webを使ったなんかと思っている方もいらっしゃいます。
気持ちは分かりますが、Webを使うマーケティングもあれば、Webを使わないマーケティングも当然あります。チラシや看板、名刺、営業活動、店舗づくりなどリアルの場面でもマーケティング活動は溢れています。
Web活用はマーケティングの一手法にしか過ぎなくて、マーケティング全体を指すものではありません。
BEST3 市場調査や集客でしょ?
市場調査のことやろ?あ、集客のことやっけ?
でも、なんかその辺のアレやろ?(雑)
BUTAくん
👆は、さすがに雑だったけど、こんな感じで「断片的な理解」をしている方も多いです。
マーケティングに関する書籍やセミナーのほとんどは集客関連に関するものですし、多くの方が マーケティング=集客・プロモーションと考えてしまっています。
また、IT企業など情報系の仕事を扱う方は、割と マーケティング=リサーチと考えている方も多い傾向があります。(ぼく調べ)
市場調査も、集客・プロモーションもマーケティング活動の一部です。
すべてのマーケティング活動の全体像を簡潔にサクっと解説した記事があるので、興味ある方は分かりにくいマーケティング活動の全体像を図解化してみた!という記事をご参照ください。
BEST2 専門的でむずかしそう…
マーケティング??
あぁ、なんか難しくて専門的なやつでしょ?ボクはそういうの疎いから全然分からんのよ。いや~、勉強しないとダメとは思ってるんだけど、なかなかねぇ…
BUTAくん
…という方は、めっちゃ多いです。もう「めっちゃ」どころか「めっさ!」です。
マーケティングには・・・
- 難しい理論やフレームワーク
- いくつかの意味が含まれた紛らわしい用語
- ピンとこない英語の略語
- 大企業しか使えねーっていう理論
- 概念的すぎて断片的な手法論
などなど…
わざとかよ!!
って言いたくなるくらい、難しくする考え方がもっさり盛り沢山です。
でも、実際にはそんなこと全然ありません。
- 色んな意味を含む言葉を整理し…
- ムダな専門用語、略語を使わず…
- 分かりにくい概念を図解化して…
- お客様視点に立ち返ることさえ出来れば…
マーケティングの考え方は冗談抜きで一つ一つは『小学生でも分かる』内容です。
マーケティングの基礎的な考え方は、特別な理論なんて1つもなくて お客様目線に立ち返ることさえ出来ればすべてアタリマエに思えることばかりです。
国語や算数と同じで、マーケティングも基礎が大事なんですが、多くの場合、基礎をすっ飛ばして…
・SNS
・YouTube
・ライブ配信
・メルマガ・LINE
・広告・広報・PR
・セールス、販売
・LP・チラシ
・ライティング
・ブランディング
・セールスデザイン
等々…
テクニック・ノウハウから学んでしまうので、全体像が分からず断片的に学んでワケわからんくなってる場合がほとんどです。
全体像が効率的に学びたい方は、90分で個人・中小企業で抑えておくべき基礎理論が日本一やさしく分かると評判の僕の講座がオススメです(笑)
BEST1 まだ事業が小さいから…
マーケティング?
あぁ、そうね。まぁ、ウチはまだ事業が小さいから、マーケティングはまだ早いかなぁ…
BUTAくん
こういう経営者の方も多いです。
たぶん、イメージしているのは「大規模な広告・PR戦略」だったり「仰々しい戦略企画部」みたいなイメージで、 マーケティング=大企業や先進的な企業が行うもの!という感じでしょうか。
これも違います。
マーケティング戦略は、 お客様目線で差別化して選んでいただく事業設計全体を指します。
お客様がA社にしようかB社にしようか…と選んでいるので、お客様目線で差別化(選んでもらえる理由づくり)が必要です。
それが出来れば、やたら資本力・ブランド力をもっている強い競合と比べられることなく、独自の立ち位置(ポジション)で選ばれ成長していくことも可能です。
その辺については、ランチェスターだけじゃない!戦わずに勝つ弱者の戦略を図解・事例で分かりやすく解説という記事がオススメです。ご興味あれば勝手にどうぞ。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
マーケティングの解釈は広がりすぎてワケわからん状態になっているので、 あなたは大丈夫でも一緒に仕事する相手がこんな誤解・勘違いをしたまま、コミュニケーションにズレが起きている可能性もあります。
もう一度、まとめると・・・
マーケティングは勘違いが多い分野ですが、正しく理解して正しく組み立てれば、「お客様の期待を理解して、期待以上の価値を提供すること」が出来るようになるので、今後もみんなのマーケティングブログ/Youtubeで学んでくださいませ(笑)
動画で見たい人はコチラ
※再生速度を変えたい場合はコチラ参照