簡単3分で変わる!伝え方が飛躍的に上手になって成約率アップするコツ!
Qちゃんです! 難しい話キラーイ!って個人&中小企業に向けて、売れる仕組みの基礎=土台になる時代・業種を問わず不変的な「マーケティングの原理原則」を専門用語を使わずに、図解で日本一やさしく解説していきます!
Qちゃん
マーケティングに限らず、誰かに何かを伝えようとするとき、見せ方や構成・テクニックはもちろん大事です!
でも、何よりも重要なのは・・・
自分の言いたいコトではなく相手の聴きたいことを伝える!ことなんです。
…とはいえ
自分にも目的があるので「相手の聴きたいこと」ばかり言ってられないですよね?
そんな訳で今回は、たった3分で出来る 自分の言いたいコトを相手の聴きたいコトに変換する超簡単な装置(考え方)について図解を使って解説していきます。
- 3分の準備で「もっと詳しく聞かせて!」と言われる伝え方のコツがわかる
- 伝えることが上手になり成約率がアップする
- 日常生活の伝える場面すべてで応用できる考え方が身につく
伝え方が飛躍的に上手になって成約率アップするコツ
最初にネタバレしときます。
伝え方が飛躍的に上手になって成約率アップするコツというのは、相手の視点・立場になって聴き手のニーズをすくい上げ、聴き手の自分事なる『価値ある情報』に自分の話を変換するための考え方です。
あ、大丈夫ダイジョーブ!
全然ムズカシイ話じゃないので、気軽に読み進めてください。超シンプルなので。
言いたいことと聞きたいこと
目的を達成する為に話をするのは、「自分の都合」であり、聴き手の都合ではありません。
人間は基本的に、聞きたい事以外は聴きたくないので、関心のないことをダラダラ話されるのを嫌います。でも、 同じ話の長さ・量でも、関心のある事、聞きたい事であれば、聞いてくれます。(アタリマエですね)
じゃあ、どうすりゃいいのか?
一度、自分の都合は置いておいて、聴き手の関心・課題に目を向けて、そこからお話を組み立てていきます。
自分の言いたい事が、聴き手にとっての「価値ある情報」に変換されて、「伝わる情報」になります。その為の変換装置(フレームワーク)をご紹介します。
Qちゃん
難しそうに聞こえるけど、大丈夫やで!
めちゃくちゃシンプルで効果は絶大やから、是非取り入れてみてな~
BUTAくん
聞きたい事に変換する装置
伝える内容を、上記の5つの順番で考えていけばOKです。それぞれ説明します。
分かりやすく事例は「なんかのプレゼン」を考えるというていでいきます。
■ ①目的
自分の言いたい事ではなく、相手の聞きたい事を言うというのが今回の話の核心です。
とはいえ、自分にも目的があるので、相手の聞きたい事を言うばかりではいけませんよね。まずは自分の目的というものを明確にしておきましょう。
そのプレゼン、資料、広告、ブログ、動画、その他伝えるためのすべての媒体に言えることですが、それを伝えることで、どういう状態になればゴール化を明確にしておきましょう。これが曖昧なまま伝える努力をしても、軸が定まらず「結局、何が言いたいの?」と言われるのがオチです。
■ ②相手
目的が定まったら、次にそれを誰に伝えるべきかを考えましょう。
間違ってはいけないのが、すべての人に伝えようとすることです。それをやってしまうと必ず失敗します。人それぞれ価値観や関心事は違うので、すべての人に満遍なく刺さろうとすると結果的に誰にも刺さらない「ナニイッテルカワカラナイ」状態になってしまいます。
目的を先に設定しているので、その目的達成の為に誰に伝われば良いかを考えて、その人をターゲットにするようにしましょう。それが分からなければ、そもそも伝えるべき相手のことが分からないということなので、伝わる確率がグッと下がるのは分かりますよね。
■ ③課題
次はさきほど定めてターゲットが「自分事」として困っていることが何かを考えましょう。
自分事ではない話題というのは、基本的にはほとんど聞いてもらえないと思った方が良いです。人によって自分事として困っていることは違うので、ターゲットが定まっていなければ、その人の課題を想像することもできません。
■ ④価値
ここまで考えて、やっと自分のターンです。自分が何を言うべきかを考え始めます。
ここでは、②ターゲットが、③自分事としてこ困っている課題 に対して、自分がどう解決できるか?自分の引き出しはどんなものがあるか?を考えます。言うなれば、相手の課題に対して「後出し」で解決策を提示するということです。
伝わらないほとんどの話は、①目的 があるから ④さぁ何を言おうか…と相手のことを考えずに言うことを決めてしまうので自分本意になってしまうのです。だから、回り道してでも相手のことを考える②→③の手順が大事になります。
■ ⑤主題
ここまで出来れば最後に、①目的を達成するために、②~④を踏まえてどういうテーマで話をするのか決めます。
ここでいうテーマというのは、話のコンセプトや方向性のようなもので、根幹になる部分です。このコンセプトを軸に話を組み立てていけば、多少話の構成が下手でも、伝え方が拙くても伝わります。
頭の中は便利なコンピュータ
オススメしているのは、コレを必ず書きだしてください!ということです。
ほとんどの人は、コレを頭の中でやってしまいます。頭の中というのは本当に都合よく出来ているので、言語化もできない曖昧なままでもイメージでなんとなくで補完して、一貫性が整ってしまうことがあります。
でも、実際に何かを人に伝えるときには言語化して伝える必要があるので、いざ伝えようと言語化した時に曖昧な部分でつまづいたり、辻褄が合わなくなってしまいます。必ず3分で良いので「①目的 → ②相手 → ③課題 → ④価値 → ⑤主題」の流れで書きだすようにしてみましょう。
もし書き出してみて、言語化できないようであれば、そのまま頑張って資料を作ったりして伝えてもどうせ伝わらないので、まずはこの流れで一貫性をとれるようにチェックするのがオススメです。