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【図解】戦略的マーケティングとマーケティング戦略の違いを簡単解説。

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なぁなぁ、さっきマーケティングの本読んで勉強してたんやけど・・・。「戦略的マーケティング」というのと「マーケティング戦略」って違う意味ってホンマなん?只でさえ難しい言葉多いのでマジ勘弁してほしいんやけども!

BUTAくん

うん、ホントだよ。ムダにややこしいよねー💦
じゃあ、今日は図解を使って、その違いについてサクっと説明してみようか。

Qちゃん

 

そんな訳で、今日はかなり大事なのに、意外と知らない「戦略的マーケティング」「マーケティング戦略」の違いについて解説します。例によって、今回もムダな専門用語は使わずに分かりやすくお伝えするので、最後までお付き合いいただければ幸いでござる!

 

これは「マーケティング」という概念の構造のお話だから、 これからマーケティングを勉強するって人は知っておくと、知識を体系化的に整理できて紛らわしくなく、学習効率UPだったり社内コミュニケーションのコストDOWNに役立つと思います。

 

では、いってみよー!!!

 

戦略的マーケティングの方が広い意味

定義が曖昧で、人によって解釈の違う言葉は沢山ありますが、「マーケティング」という言葉ほど定義も解釈も曖昧に使われているものもありませんよね。

Qちゃん

 

結論から言うと、 「戦略的マーケティング」と「マーケティング戦略」の違いは範囲の違いです。戦略的マーケティングという広い枠組みの中に、マーケティング戦略があるという解釈でOKです。

 

まとめると、こんな感じ。

 

では、それぞれの『マーケティング』がどのような役割・・があるか、見ていきたいと思います。この違いを理解しておくと、体系的にマーケティングを理解することができるようになります。(別に体系的に分からんでもいいわ・・・って方は、読んでも面白くないかもです)

 

ちょっと余談
USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)をV字回復させた立役者として知られる森岡毅さんは、『狭義のマーケティングが会社をダメにする』と著書で提言されています。動画にまとめたので、気になる方は、森岡氏曰く、狭義のマーケティングが会社をダメにする!?をご参考ください。

 

マーケティング活動の全体像

まず、広いのも狭いのも含めた『マーケティング活動の全体像』を図解にすると、どんな事業でも基本的にこんな構造になります。上から順番に流れていくので、上から下の順番に見てください。

 

(画像クリックで拡大表示、「戻る」で記事が再表示されます)

 

 

会社であっても個人であっても…仕事であっても人生であっても…『理念』が一番上ですね。で、理念を実現するために、『戦略」があって、戦略を実現するために『戦術』があります。この図解の中に、「戦略的マーケティング」も「マーケティング戦略」も含まれています。

 

理念とか戦略とか戦術とか詳しく説明すると長くなるので、色々と犠牲にして簡単に言うと理念は想い、戦略は考え方、戦術はやり方と思っていただければ良いです。つまり、「想い」→「考え方」→「やり方」のという構造です。カンタンですね^^

Qちゃん

 

尚、【簡略版】とありますが、戦略・戦術の中身を更に細分化した【詳細版】を見たい方は分かりにくいマーケティング活動の全体像を図解化してみた!をご参考ください。あなたの仕事が、マーケティング全体像の中でどこを担当しているのかよく分かると思います。

 

 

「戦略的マーケティング」の範囲

続けます。

ここからは2つのマーケティングの範囲を個別に解説していきます。先程の図解の中で、戦略的マーケティングの範囲は、主に「戦略」の部分です。

 

 

さっき言ったとおり、「戦略」というのは「考え方」です。
・・・で、何を考えるのか?色々と犠牲にしてシンプルにすると「誰に:ターゲット」「何を:提供する嬉しさ(価値)」という上流の部分のことです。言い換えるなら、何屋さんをやるか という商売の方向性を考えて、その下にある全ての戦術を統括するのが、戦略的マーケティングになります。

Qちゃん

 

この戦略で重要なのが、市場の中の「競争」を意識しなければならない!ということです。こんなお客さんに、こんな価値を提供するぞ!って自分が決めても受け取ってくれなければ商売として成り立ちません。

 

だから、同じように価値提供している競合(ライバル)と比べて、こっちの方がいいわ!!って思ってもらうための差別化ポイントが必要なります。それを踏まえた上での方向性を作っているのがこの戦略の領域になります。

 

MEMO
もっと言うなら戦略的マーケティングは、採用・育成・評価というような人事の領域、財務や調達といった経営戦略全体に波及する超重要な範囲になります。・・・が、この話は長くなるので、先程の マーケティングの全体像と併せて動画で解説しているので、興味あればこちらからどうぞ!(動画に飛びます)

 

「マーケティング戦略」の範囲

続いて、狭い方の「マーケティング戦略」について。

先程の図解の中で、マーケティング戦略の範囲は、以下の通り「戦術」の部分です。マーケティング戦略とは、勉強したことがある方なら絶対に知っている「4P・マーケティングミックス」そのもののことです。

 

 

ちなみにマーケティングの本などでは、『Product(売り物)』『Price(売り値)』『Place(売り場)』『Promotion(売り方)』という言葉で書かれているので、そちらの方が馴染みがある方はそのまま脳内変換しといてください。認識できれば呼び方なんで何でもOKです。

 

 「戦術」とは「戦略(考え方)」を具現化していくための「やり方」です。
先ほどの「何屋さんをやるか?」という 方向性にそって、商品や価格、顧客接点や集客・情報発信等を具体化していく役割があります。

Qちゃん

MEMO
マーケティング戦略・・なのに、戦術・・って、混乱しそうですね💦 戦略とは先程も言ったとおり考え方であって、商品づくりなら商品づくりの戦略、集客なら集客の戦略と言うように、どの視点から見るかによって変わります。今回の場合、「戦略的マーケティング」という広い範囲から見たら、戦術になる!ということです。

 

役割が違うから2段階で考える

戦略的マーケティングとマーケティング戦略。ここまでの話を整理すると、それぞれ、役割が違うので以下のように分けて考えようぜ!ってことです。

 

■ 戦略的マーケティング 

  • 誰に売る商売をするか?(ターゲット)
  • 何を売る商売をするか?(提供価値)
  • その際にどうすれば選ばれるか?(差別化)

■ マーケティング戦略 

  • 売り物(Product)
  • 売り値(Price)
  • 売り場(Place)
  • 売り方(Promotion)

 

「考え方」が変われば、「やり方」が変わります。2つは分けて考えるものの、連動して一貫性があることが何より重要です。どのように連動して考えるか、より具体的に体感的に知りたくないですか?

 

もし、どうしても知りたかったら「コンサルティング業」を例に戦略的マーケティングとは何か?基本戦略と実行戦略の2段階で考えようという記事がとてつもなく分かりやすいので、併せてどうぞ!(自画自賛w)

 

 

この記事のまとめ

さて、いかがでしたか?

 

「戦略的マーケティング」と「マーケティング戦略」は、単に言葉の違いではなく、そもそも役割が違うということでした。戦略的マーケティングはマーケティング戦略よりも上位の概念ということです。

 

そして、その上位の段階からマーケティングを考えていかないと大抵失敗します。ターゲット決めたり、選ばれる理由をつくる差別化コンセプトを作ったりするのが「戦略的マーケティング」の領域で、それをやらずに商品・価格、集客を頑張っても成果は出ません。

 

この戦略的マーケティングからマーケティング戦略までの一連の流れと、具体的な考え方を「煩わしい専門用語なしで2時間で効率的に学んじゃおう」という個人向けの単発オンライン講座も、ちょいちょい開催しています。手軽に体系的なマーケティングを学びたい方は気軽にどうぞ^^

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。2つの違い、是非参考にされてください。

Qちゃん

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