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マーケティング基礎力クイズ【問6】セールスとマーケの本来の関係性は?

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Qちゃんです!
このシリーズではクイズ形式で、個人・中小企業の『マーケティングの基礎的な考え方・・・』を分かりやすく、楽しく学べるように出題します(^^)

Qちゃん

Qちゃん、よろしくやで~(̂•͈Ꙫ•͈⑅)̂୭
前回は良かったよキミ!!この調子で頑張ってくれたまえ。ほな、今回も難しいハナシ抜きで頼むで~

BUTAくん

問 題

ちょいちょい前回から、BUTAくんが偉そうですが、気にせず続けます。

今回は、みんなが気になる永遠のテーマ!・・・かどうかは知らんけど、よく聞かれる『セールスとマーケティングの違い・関係性』について問題にしてみました。誤解・勘違いが多いポイントです!

 

ではでは、6問目の問題です。
次の①~⑤のうち、“セールスとマーケティングの関係性”で正しい説明はどれでしょう?

Qちゃん

① セールスとマーケは正反対

② セールスの一部にマーケがある

③ マーケの一部にセールスがある

④ 一切関係なくて全然別のハナシ

⑤ セールスとマーケは全く同じ

 

「正解」は、この下です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正 解

 

③マーケの一部にセールスがある

 

解 説

異議ありぃいいい~!!
ボクが前に見た本には、「① セールスとマーケは正反対」って書いてあったし、色んな人もそう言ってるで!これはQちゃんミスったんちゃう??

BUTAくん

・・・みたいに、思った人も多いはず(笑)

ググってみると、この「セールスとマーケは正反対」という主張が圧倒的に多いからです。これは正解でもあり不正解で、どっちかと言うと不正解です。

 

早速、言いわけコーナー
ここで「解釈論」を持ち出すのは少々ずっこいですが、そうは言ってもマジで解釈の違いなので先に提示しておきます(笑)

マーケティングの解釈は無数にありますが、大別すると大きく以下の3つに分けられます。

  • 「めっちゃ狭い意味」
  • 「狭い意味」
  • 「広い意味」

面白いことに、「めっちゃ狭い意味」でマーケティングを捉えると、「セールスとマーケは正反対」で合っていて、この解釈で書かれた情報がなぜか圧倒的に多いです。でも、その解釈自体があんまり良ろしくないので、今回は広い解釈でいきます 

 

ちなみにちなみに、3つの解釈の違いについて知りたい方は、多くの企業が陥る「戦略なきマーケティング」を図解で解説!という記事がおすすめです。

 

 

 

一般的に言われている関係性・違い

ググってみたら分かりますが・・・

一般的に言われているマーケティングとセールス(営業)との違いは、以下のような感じです。

👇

営業とマーケティングの違い

 

似ているようですが、  売り込みしなくても売れる状態なのか?売り込みをして売れる状態なのか?という点で両者は異なります。

 

かのピーター・ドラッカー先生も「マーケティングの究極の目標は、セリングを不要にすることだ」って言っていて、これをもって両者は反対の概念だ!と言ってる訳です。

 

あ、そうそう!ボクもこういうの見たんよ!
で、コレが違うっていうわけだね?よろしい、チミの意見を聞こうじゃないか。つづけたまえ。

BUTAくん

(また、なんか急に偉そうになった。ブームかな。)
続けるけど、その前にドラッカーも実はマーケティングとセリングを関連した示唆もしているので、興味あればセリングを不要に?本当はもっと深いドラッカーのマーケティング定義をどうぞ。

Qちゃん

 

営業はマーケティングの一部

結論を書くと、

セールスというのはマーケティング・ミックス(4P戦略)の1つ、プロモーション活動の中の「人的販売」にあたります。

 

関係性を図解化すると、こんな感じ👇

 

つまり、コトラー先生に言わせれば、 セールスとマーケティングがどう違うか?みたいなお話自体が違って、そもそもセールスもマーケティングの一部だから!!みたいなお話ということです。

 

最も費用のかかるマーケティング・コミュニケーション手段の一つは、営業マンである。それは彼らが外回りをし、出張を重ね、見込み客の開拓や既存顧客の維持に膨大な時間を費やすことを考えてみれば明らかである。
出典:コトラーの戦略的マーケティング (第6章 マーケティング・ミックスの策定 181頁より

 

 

もっと簡単に!

一応、思い付きで適当に言ってる訳じゃない材料としてコトラー先生を召喚しましたが、こんな小難しいこと言わなくてもマーケティングの一部と分かるはずです。

 

営業活動のシチュエーションというかタスクを分解してみると、大体こんな感じです。業種業態・営業方法は様々ですが、この分け方は大体想像できる範疇なんじゃないかと思います。

  • 見込み顧客のリスト作成(取得)
  • アポイント(電話とか)
  • 初回訪問(関係構築や課題ヒアリング)
  • 提案・プレゼンテーション
  • 契約締結

 

それで、その営業活動の中でどう役立つかと言うとこんな感じ。

 

顧客にするべき「ターゲット設定」だったり、「ニーズの把握」「競合との差別化」「強み(選ぶ理由)を端的に伝えるコンセプト」などなど、営業活動の中でこれらのスキルは必ず必要になりますし、この辺の話はすべてマーケティングの上流設計のお話でもあります。

 

この辺については、多くの人が誤解する営業・セールスとマーケティングの違い・関係性という記事で図解と事例でより詳しく解説しているので、興味あればどうぞ~

 

 

まとめ

そういったわけで、今回のクイズの解説はこの辺にして最後に総まとめしときます。

 

次の①~➃のうち、“セールスとマーケティングの関係性”で正しい説明はどれでしょう? という問題の解答しては・・・

 

① セールスとマーケは正反対
➝ 狭い意味なら正解だけど、広い意味なら不正解

② セールスの一部にマーケがある
➝ ぜんぜんちがう

③ マーケの一部にセールスがある
➝ 広い正しい定義で大正解!

④ 一切関係なくて全然別のハナシ
➝ そんな訳あるかい!

⑤ セールスとマーケは全く同じ
➝ 惜しいけど、やっぱり違う!

 

これだけでも覚えて帰ってねPOINT
マーケティングの解釈・捉え方の話も出てきましたが、広い意味で見た場合にはセールスはマーケティングの一部です。ちなみに、(信頼性はさておき)Wikipediaにもセールスは「マーケティングのほんの一部にあたる行為」と書いてありましたw

 

 

今回はマーケティングを勉強したことある人ほど、引っかかってしまう内容だったと思います💦 実は違った!って内容、結構あるので今後も出題していきますね。では、また~

Qちゃん

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