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99%失敗?多くの企業が陥る「戦略なきマーケティング」を図解で解説!

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Qちゃんです! 難しい話キラーイ!って個人&中小企業に向けて、売れる仕組みの基礎=土台になる時代・業種を問わず不変的な「マーケティングの原理原則」を専門用語を使わずに、図解で日本一やさしく解説していきます!

Qちゃん

マーケティングは戦略的に行うものですが、なかなか捉えどころがなく難しいですよね~

 

そんな訳で、今回はどんなにお金や時間を費やしても、失敗してしまう 戦略なきマーケティングの考え方・捉え方を図解で解説していきます。

割と多くの企業(個人商店・フリーランスも同じ)が陥ってしまっている状態なので、是非参考にしてください。

 

日本はーケティング後進国といわれています。そのせいか、今回のマーケティングの捉え方についてもかなりの人が間違っている・勘違いしていると思われます。一度ザ~~~っと読んでみて、心当たりがあったら修正してみてください。

この記事を読むメリット
  • 成果の出ない戦略なきマーケティングの状態が分かる
  • マーケティングに対する認識が変わる
  • 正しいマーケティングの捉え方がよく分かる

 

マーケティングの考え方・捉え方

マーケティングの捉え方は人によって様々ですが、その言論・主張をまとめると「広さ・狭さ」という意味では、以下のように大きく3つに分けられます。

 

広義のマーケティングと狭義のマーケティング

 

もう結論から書いちゃいます。

上の図の狭いマーケティングで捉えている人がとっても多いです。それでは 木を見て森を見ず状態で、まったく全体最適ができず成果がでにくいので、広い意味のマーケティングに考え方・捉え方を改めましょう!みたいな内容です。

 

ちなみに、USJを「V字回復」した立役者として知られる森岡毅さんは著書の中で、狭義のマーケティングが会社をダメにする!とおっしゃっています。その辺が気になる方は森岡氏曰く、狭義のマーケティングが会社をダメにする!?という記事で紹介しているのでどうぞ~

 

 

ここから先は、図解をいっぱい使って丁寧に解説していきますね。
上図で狭い方から③ → ② → ①の順番で図解を使って解説します。

Qちゃん

 

③良く知らない人が使うマーケティング

一番狭いマーケティング定義

 

③ よく分かっていない人が誤解して使うマーケティングとは、 価値の伝え方・プロモーションのことです。技術大国で大量に作ったものを大量に消費するためには、沢山知ってもらって沢山買ってもらおう!みたいな「知ってもらう為の活動」がマーケティングの始まりでした。

 

  • ホームページ/ブログ
  • プロフィールページ
  • 名刺・チラシ・紙媒体
  • Web上の広告
  • 新聞・雑誌・看板広告 等
  • SNS・動画の運用
  • その他いろんなツール

 

・・・みたいに、これまでも今でも、色んな方法を使って知ってもらって、興味をもってもらおうと発信しますよね。きっとこれからも、色んなツールや方法が廃れていって、色んなツールや方法が新しく生み出されていくでしょう。

 

 

んで、その度に『〇〇(ツール名)マーケティング』みたいなんが出来て、それを見た人が一層、発信すること・伝えることがマーケティングだ!!って思っちゃう寸法です。やばす!!

 

■ 断片的すぎて99%失敗する!

プロモーションはマーケティングの極一部

 

でも、このプロモーション活動自体をマーケティングと思ってしまうのは、あまりに短絡的であまりに危険です。上の図は僕がよく使ってるマーケティング活動の全体像という記事で紹介した図解の簡単版ですが、プロモーションは全体像のうちのほんの一部分。超端っこの部分です。

 

どう考えてもこれをやってるだけじゃ上手くいかないんだけど、僕の周りでも全部すっ飛ばしてとりあえずホームページ!名刺!チラシ!ブログ!・・・みたいな人は少なくないです。

 

そもそも、何を発信して知ってもらうつもりなんでしょう??

 

②不十分なマーケティング

4P=不十分なマーケティングの定義

 

お次は、②間違えではないけど、まだ不十分なマーケティングです。これは、 4P・マーケティングミックスとかいうやつです。この領域をマーケティング戦略と言うこともあるので、間違えじゃないけど十分でもないです。

 

その辺の解説は、【図解】戦略的マーケティングとマーケティング戦略の違いを簡単解説。という記事で分かりやすく解説しているので良かったら併せて読んでみてください。

 

 

続けます。さっきのプロモーションから考えてみると・・・単に伝える!知ってもらう!といっても、何を知ってもらうのか?興味を持ってもらうのか?ということを考えずに宣伝広告PRを行っても意味ないですよね。少なくとも・・・

 

  • 商品コンセプト(特長、競合との差など)
  • 価格・決済方法 (価格・割引・決済方法など)
  • お客さんとの接点(チャネルと呼ばれるもの)

 

・・・みたいな様々な要素を同じ方法に向けて、発信するから興味をもってもらい、買ってもらえるわけです。なので、せめて「売り物」「売り値」「売り場」「売り方」といった4P戦略・マーケティングミックスの考え方が必要になります。図にするとこんな感じ👇 繰り返しますが、これでもまだ不十分です。

 

4P=不十分なマーケティング定義

 

4P戦略・マーケティングミックスの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しているので、興味があればどうぞ!

 

 

①偉人・賢人が使うマーケティング

一番広いマーケティングの定義

 

お待たせしました。これが正しいマーケティングの考え方・捉え方です。マーケティングを すべての事業活動/商売そのものとして捉えるというものが様々な定義を解析した結果からも、その役割・効果からも間違いないと考えています。僕はね。

 

言いっぱなしも感じ悪いですし、ちゃんと証拠出せやコラ!ってご立腹の方もいると思うので(知らんけど)これが真のマーケティング定義だ!10個の定義から見つけた2つの本質という記事でご勘弁いただければ幸いです。

 

 

 

続けます。さきほどの「売り物(商品)」「売り値(価格)」「売り場(顧客接点)」「売り方(プロモーション)」が良い感じにミックスして同じ方法を向いていたとしても、まだ不十分です。伝える相手や、訴えかけるポイントが分からなければ、どんなにお金と時間を使っても、刺さらないし響かないし、届きません。

 

例えば、「フレッシュジュース」を例にした場合。そのジュースは 誰が、どんな時に飲んだら、どんな価値があるのか?・・・みたい考え方がなければ、届ける相手も、訴え掛けるポイントも変わってきますよね?例えば・・・

 

  • 乳酸菌が豊富でお通じの改善に…
  • 肌荒れに悩む人がビタミン補給で…
  • ダイエットしたい人が朝食代わりに…
  • 無農薬・無添加で子どもでも安心して…

 

どんな人の、どんな課題・悩みを解決するのか決まっていなければ、上手くいかないですよね?むしろ、こういう戦略・コンセプト・方向性というものが決まっているからこそ、商品が決まり、価格や販売する接点が決まり、価値の伝え方(プロモーション)が決まってくるのです。

 

■断片的に捉えず全体最適が大切

マーケティング思考とマーケティング技法

 

ということで、最終的な図解がこちら。

 

マーケティングには大きく2つ。マーケティング技法(やり方・方法論)マーケティング思考(考え方・方向性)があります。マーケティング思考を飛ばして、小手先のテクニック・方法論だけ頑張っても上手くいないわけですね。

 

 

ましてや、最初に見たようなテクニックの中でも更にプロモーションだけ…みたいに、断片的な捉え方をしていたのでは上手くいきません。ここまで読んでくれた人は、もうなんでか分かりますよね?

 

この記事のまとめ

そんな訳で、マーケティングの捉え方が極端に狭い方(プロモーション=マーケティングと思ってる方)は、今すぐ見直してください。もったいないので。

 

4P・マーケティングミックスのことをマーケティングと捉えている方は惜しいです!間違えじゃないっちゃ間違えじゃないのですが、ターゲットだったり、提供価値だったり、差別化だったり・・・連動して考えなければ効果は薄いので、是非そちらも考えてみてください。

 

読んでくれた人も、ジャンプして来ちゃった人もありがとうございます。文章よりもう少しだけ詳しい解説に興味ある方は、こちらの動画からどうぞ

Qちゃん

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