自分らしく働きたい!自分らしく生きたい!と、そう考える人が増えてきています。
せっかく人生の時間を使って働くなら、楽しくない仕事より楽しい仕事の方が良いですし、自分を殺して働くよりも自分らしく働きたいと考えるのも当然かもしれません。
今回は、そういった「自分らしい」働き方・生き方を目指す上でマーケティング思考が必要で、それをどう役立てれば良いのか?というお話です。
マーケティングと聞くと事業戦略のように聞こえますが、個人の働き方においてもマーケティングの考え方は非常に有益です。
テーマは働き、活きること!
今回の記事で「自分らしく生きる!」というのは、宝くじ当たって毎日何にもせずに、のんべりだらりと平穏に暮らす!とかそういうのは想定していません。
どっちかというと、働いて社会と関わり合いながら、生きるということをテーマに書いています。人間関係とかそういうことにも、応用できる話ですが、「人と関わって働きたくないぜ!!」という方には、あまりお役に立てないと思います。
そうじゃなく、人や社会との関わり合いのなかで「自分らしく働き、生きる!」と考えている人には、割と役立つ考え方だと思うので、是非最後までご覧くださいませ。

何気に、元々はキャリアコンサルタント(国家資格保有)として働いていたので、「キャリア理論」の観点も織り交ぜつつお話していきます。ムズカシイ話はしないです(笑)
自分らしく働く!生きる!とは?
自分らしく働く!生きる!というのは、社会的に共通認識のある「定義」がある訳ではありませんが、僕は人の評価に左右されずに(参考にはする)自分の軸をもって仕事をする状態だと考えています。
ここでいう『仕事』というのは、報酬の伴う労働だけではなく、社会との関わり合いの中で行う価値交換すべてを指しています。
つまり、サラリーマンとして働いて金銭を得るだけじゃなく、賞賛の言葉や、感謝、信頼、新たな仕事など、あらゆる価値の交換です。大げさに言えば、自分の家の畑で育てた大根と、隣の家の畑で育てた玉ねぎを交換するとかも入ります。
自分の軸だけじゃ不十分!
自分らしく働く為には、自分の軸をもとう!!という人も多いですね。
もちろん、大事なことだと思いますし、間違いじゃないと僕も思っています。でも、残念ながら 自分の軸を持つだけで自分らしく働けるなら誰も苦労しません。自分らしく働き、生きる為には「自分の軸」をもつだけでは不十分なんです。
ちなみに、カタチのない概念なので「軸」って何やねん!って人もいると思います。そんな方は、「軸」と「方向性」の違いを図解化したら、どちらが重要かハッキリした話という記事で、フワっとした「軸」って概念を図解化して僕なりの見解を示しているので、興味があり過ぎる人だけ勝手にどうぞ。
自分軸だけじゃ不十分な理由
話を戻します。
自分の軸を持つだけでは不十分な理由としてはカンタンで、社会との関わり合いが「自分らしく働き、生きる」為には不可欠だからです。
自分の軸を持って、社会との関わり合いのなかで価値交換しなければ、それは自己満足に終わる継続することが難しくなることがほとんどです。
反対に、自分の軸で人に喜ばれて報酬を得られることが出来れば、更に大きな自信につながり、提供する価値も大きくしていくことが可能になります。
図解にするとこんな感じ👇

価値交換の科学がマーケティング
ここで忘れてはいけないのが、人によって評価する価値が違う


