【テンプレ配布】PDCAより高回転で仮説検証できるKPTフレームワーク

なぁなぁ、ちょっと聞いてくれへん?
ボクなりに、こうしたらえんちゃうかな?ああしたら喜んでもらえるんちゃうかな?って色々考えて試してるのに、なんか上手くいかへんのよ!
BUTAくん
こんにちは、BUTAくん(^^) 色々考えながら試すのはホントに良いことだね!それで、具体的にどう上手くいかないの?
Qちゃん
色々と試してるうちに、何が良くてで何が悪かったか分からんくなるんよ。あと、色々試し過ぎて、前にコレ試したっけ?って分からんくなったり。整理するためにリスト作ってみたりもしたけど、次の行動に落とし忘れたり。
なんか噛み合ってない感じで・・・しょぼ~んやで。
BUTAくん
そんなわけで、今日は仮説検証の方法についてです。
学校のテストには正解がありますが、人生や仕事には明確な正解はありませんよね。ある人には正解でも、別の人には不正解だったり、環境や方向正によって何が正解かは分かりません。
明確な正解がないからこそ、 全てパズルのように仮説検証していくしかないんです。有名なところで言うとPDCAやOODAみたいなんがありますが、いざやってみるとBUTAくんのように、行動に落とし込みにくい!という、悩みを持つ方も少なからずいらっしゃいます。
今日はそんなお悩みの解決に役立つ方法とツールをご紹介をします。
高回転で仮説検証できるフレームワーク
どんなものであれ仮説検証の基本は、 良いところを残し、悪い所を改善するということです。
それに便利なのが、今日ご紹介する「KPT」というフレームワーク(考えるための枠組み)です。名前はどうでも良いですが、何を意味するかと言うと…
この3つの頭文字をとったものです。
良かったところ、うまくいったところはどこで、問題点はどこで、今後それらをどう改善していくか…みたいな枠組みで、都度振り返りを行っていくことで、より良いものに改善いていくことができます。
例えば、「勉強会の運営」で使う場合だと・・・
- 「K」準備用リストを作った →「T」会場設営まで入れちゃおう
- 「K」進行表を手元に置いた →「T」上のリストと一体化しよう
- 「P」開始時刻に集合になる →「T」集合時間って項目入れよう
みたいな感じです。
カスタマイズしてExcelで使う
さて、このKPTは実際使ってみたら分かりますが、 「良かったこと」「改善すべきこと」と分けて考えることによって、相当頭が働きやすくなります。とっても便利です。そして、それを次の行動に落としていくことができるので、余計に良いです。
シンプルで使いやすいので、業務でも使っているのですが、継続して高回転でブラッシュアップしていかなければならない時なんかは少し使いにくさもあります。1回振り返りするごとに、1枚ずつ紙が増えていくからです。
「別にいいじゃん」と言われればその通りなんですが、できるだけ紙の数を増やさず、且つ見やすさを担保したい性分なので、僕はこんな風にExcelで作って管理しています。
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また、振り返って「TRY」する内容を考えたものの、実際に実行されない…というケースも多かったので、 スケジュールやタスクリストに入れて実行できるように動いたら「✔」するというような感じで使ってます。ハッキリいって超使いやすいです。
この記事のまとめ
KPTの仕組みが分かっていれば、特にこの形式にこだわる必要もありません。
どんな形式でも良いけど、出来るだけ記憶が新しいうちに振り返りの時間をとるのが大事です!がむしゃらに動くことも大切ですが、検証すべき仮説がない状態というのは非常に遠回りなので、やめましょう。
セミナーやコミュニティ運用、営業活動、当然マーケティング活動でもなんでも、ハイペースでグルグルと仮説検証できれば、グングン良くなっていくので気に入ってもらえたら、Excelのテンプレ-ト用意したので、自由にお使い下さい。
※パソコンからダウンロードしてください。