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【概念を図解化】枝葉よりも根幹が重要!ビジネスも人生も「木」と同じ

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木が大きく育ち、いつしか果実に成り、収穫する。(=成果ってやつね)

その為には、枝葉も重要ですが、それ以上に根幹(「根っこ」と太い「幹」)が必要ですよね。

 

このブログは、働くすべての人に役立つマーケティングの基礎思考を日本一やさしく解説するぜ!!!って頑張ってるブログですが、マーケティングに関わらず何でも 果を得るためには、根っこや太い幹が重要!!みたいなお話です。

 

そんなわけで、題材としては「マーケティング活動」を例にしますが、ビジネス全般~人生全般で同じ考え方だと思っているので、マーケティングに興味ないけど、何か知らんけど辿り着いちゃった!!!って方も、楽しみながら読んでってください。

 

  • 枝葉のこと
  • 根幹が大事

みたいに、割と概念的に使ってしまいがちな言葉ですが、成長し続けるためには、枝葉の部分ではなく、根幹が重要になる理由がよく分かる内容になっているので、良かったらどうぞ~。

 

この記事を読むメリット
  • 枝葉・根幹の概念の違いが分かる
  • マーケティング=事業活動全体の構造も分かる
  • なんで人は枝葉の部分に捉われてしまうのかも分かる

 

例えば、マーケティング活動の階層

マーケティング全体の概念図。手法ばかりが目立つが本来は戦略が先。

 

こちらはいつも使っているマーケティング活動の全体像の簡略版です。

見てのとおり、マーケティングって広い意味で捉えると、どんな規模のどんな商売でも、基本的にはこんな形になります。

 

理念レベル

てっぺんは全ての軸になる部分。想いです。

 

理念やミッション、ビジョンとかバリューとか呼ばれるものに関わるところです。

 

もっと簡単に言うと、『あなたは何をしたいのか?』ってことです。

 

戦略レベル

2段目は、戦略レベル。いわゆる方向性です。

 

マーケティングで言うなら、どんな人をお客様にするのか?どんな悩みを解決し、どんな嬉しさを提供するのか?・・・みたいな事業の方向性、戦略を考える部分です。

 

ちなみに、マーケティングではなくても、どんなものでも基本的には「想い(軸)」→「戦略・考え方(方向性)」→「戦術・やり方(方法論)」という構造になります。

 

戦術レベル

3段目は戦術レベル。決めた方向性を具現化する為の方法論(テクニック・ノウハウ)です。

 

マーケティングで言うなら、戦略で考えた方向性に沿って、事業をお客様に提供できるように実体化していくのがここの段階。ここでは、商品や価格設定、お客様との接点である流通経路やホームページ、SNS、広告、ライティングみたいなお客様への伝え方なんかが入ります。

 

マーケティングではなくても、同じです。

この先も、同じ要領でマーケティングをビジネス全般、人生全般に置き換えてもらえると嬉しいです。

 

木と同じじだった

マーケティングとは枝はではなく、幹を考えてから枝葉を考える。

 

アリャ・・・画像粗くなっちゃった。ま、分かるよね?

そんな訳で、先ほどの全体像のピラミッドをひっくり返すと、こんな感じ。

木と共通点も多く、ほぼ同じです。

 

【根】=理念レベル

マーケティング活動のスタート。

根っこの部分は意外と思う人もいるかもしれませんが、理念・ミッション・ビジョンと言われる部分です。木に例えるならば、これは根っこの部分です。

 

 

【幹】=戦略レベル

次はマーケティングの戦略です。

木に例えるならば、まさしく幹の部分。この幹がどう伸びるかによって枝葉の成長や実の収穫具合が変わります。めちゃ大事。

 

 

【枝】=戦術レベル

で、最後に枝葉の部分です。

商品作ったり、価格設定したり、プロモーションしたりというのが枝の部分です。一番ハデで一番目に留まるところです。

 

 

結局、言いたいことは?

マーケティング「幹を考えるには根っこが大事」

 

で、結局何が言いたいんだ?

って話やと思いますが、ここから言いたい事まとめていきます。まぁ、上の図解の通りなんですがね。ちょっと詳しめに。

 

❶枝葉が彩るのは一瞬

先程も書いた通り、みんな枝葉の具合というのは派手なので目にとまり気にします。

 

実際に、マーケティングでもビジネスでも人生もで全部同じで、 目に見えない概念である戦略よりも、現実的に目に見えるテクニックやノウハウといった戦術の方をみんな気にします。

 

  • 次の目玉商品はどうしよ?
  • ホームページどうしよ?
  • 肩書きどうしよ?
  • 広告どうしよ?

 

みたいに。

テクニカルな部分・・・「方法論」に終始してしまうことが多いんです。

 

でも、枝葉が彩るのは一瞬で、マーケティングの方法論も同じです。

 

スグに様変わりし、スグに廃れます。Mixiやったほういいの?え、今はもうFacebookがいいの?メルマガよりLINE@がいいの?え、Facebookもう古い?インスタ?ブログよりもうYouTube?・・・みたいに色々と出ては消えます。

 

❷実を結ぶのには時間がかかる

次に実を結ぶのには時間がかかるということ。木も同じで、収穫できるようになるまでは、時間がかかります。マーケティング活動の場合は、もしかしたらテクニカルなことでスグに実を結ぶこともあるかもしれません。

 

でも、❶で見てきた通り移り変わりも激しいもので、今年はよくても来年はダメだったり、安定するのにはやっぱり時間がかかります。

 

❸根幹が弱いと倒れやすい

これも木と同じです。マーケティング活動の場合、❷で見てきたとおり短期的に大きな収穫を得て、大きくなる場合もあります。でも、根幹が弱いと大きくなればなるほど、倒れやすくなります。

 

例えば、お客様はどんどん増えているけど、業務の仕組み化が出来ておらずブラック企業化したり、重要な差別化のためのキーパーソンが辞めてしまったり、優秀な社員が他の社員を引き抜いて辞めていったり・・・。色んな問題が考えられます。

 

 

結局、根っこが大事

ほんで、結局言いたい事は何かと言えば、 根っこ(理念・ミッション)が大事だよね~ってお話です。

 

どんなスタンス、姿勢、想いで事業を行っていくのか?ということが曖昧だったりブレたりすると、やっぱり内部崩壊を引き起こしたり色んなトラブルが起こりやすいのかな…と。

 

そもそも、どんな想いを実現したいのか?がブレてしまうと、方向性もブレて、方法論も定まりません。

 

どうやるか?という「やり方」よりもどう在るか?という「在り方」が大事ってことですね。

僕もがんばります。

 

まとめ

別に同意を求めたい訳じゃないけど、僕はそう思ってたりします。

 

仕事を御一緒するときもやっぱり、その人が・その企業がどんな想いを大事にして仕事をしているのか?ということは気にします。少なくても短期的に稼げるテクニックを使ってうぇーーーい!!って稼ぎたいという方は一緒に仕事したくないと思ってます。(あ、どうでもいいっすね)

 

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